フルカウントから金久保のフォークを3ラン■巨人 12ー0 ヤクルト(29日・東京ドーム) 巨人のトレイ・キャベッジ外野手が29日、東京ドームで行われたヤクルト戦で3ランを放った。開幕戦の1号に続く2戦連発。バット投げも飛び出した完璧アーチに…

フルカウントから金久保のフォークを3ラン

■巨人 12ー0 ヤクルト(29日・東京ドーム)

 巨人のトレイ・キャベッジ外野手が29日、東京ドームで行われたヤクルト戦で3ランを放った。開幕戦の1号に続く2戦連発。バット投げも飛び出した完璧アーチに本拠地は大興奮に包まれた。

 7-0と大量リードした3回、2死二、三塁で第3打席が回ると、フルカウントから金久保優斗投手のフォークを捉えた。綺麗な弧を描き、巨人ファンが待つ右翼席へ一発を届けた。

 キャベッジは開幕戦に「2番・右翼」で出場し、初回の第1打席で右翼フェンス直撃の二塁打を放って初安打を記録した。そして5回2死の第3打席でも左中間へ二塁打。さらに5点を追う8回に右翼スタンドへ2ランを放ち、その後の反撃の口火となった。

 2015年MLBドラフト4巡目(全体110位)でツインズに指名され、昨年はエンゼルス傘下3Aソルトレークで打率.306、30本塁打、32盗塁の“トリプルスリー”を達成した。巨人に加入した今季は、オープン戦では44打席で打率.214、0本塁打、3打点、14三振と苦戦。しかし開幕してから一転してバットで貢献。2試合で5打点を稼いでいる。(Full-Count編集部)