大谷は4打数1安打1四球で打率.375【MLB】ドジャース 8ー5 タイガース(日本時間29日・ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地のタイガース戦に「1番・指名打者」で先発出場。4打数1安打1四球で打率…

大谷は4打数1安打1四球で打率.375

【MLB】ドジャース 8ー5 タイガース(日本時間29日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地のタイガース戦に「1番・指名打者」で先発出場。4打数1安打1四球で打率.375となった。チームは2点差の延長10回に逆転サヨナラ勝ち。開幕4連勝を飾った。

 大谷は昨季チームメートだった右腕フラハティとの対決。初回先頭でストレートで四球を選んだが、続くベッツが二ゴロ併殺打に。4回先頭はフルスイングを見せたものの中飛に。打球速度110.6マイル(約178.0キロ)と角度さえ良ければ本塁打という当たりだった。

 2点を追う6回先頭は二ゴロに打ち取られた。しかし、同1死一塁からフリーマンが同点の中越え2ラン。ひまわりの種のシャワーを浴びせた。2-2で迎えた8回1死では右腕ベストと対戦し、見逃し三振に倒れた。その直後、ベッツが左中間へ一時勝ち越しの1号ソロ。ビデオ判定でも判定は覆らなかった。

 1点リードの9回、救援スコットが2死から同点に追いつかれた。続く同一塁からグリーンに右翼線二塁打を許したが、右翼テオスカー・ヘルナンデス、二塁・エドマンの中継プレーで勝ち越し生還を許さなかった。しかし、3-3で迎えた延長10回、右腕ガルシアがドリンガーの2点三塁打を許した。

 それでも、ドジャースは意地を見せた。延長10回にコンフォートの適時二塁打、代打・スミスの適時打で同点に追いつき、大谷は右前打で一、三塁のチャンスを演出。ベッツがサヨナラ2号3ランで仕事を決めた。 

 試合前にはワールドシリーズ優勝リング贈呈式が開催され、マウンド前に特設ステージが設置。大谷は大トリで登場し、チャンピオンリングを左手人差し指につけた。本拠地は拍手喝采の大盛り上がりだった。

 練習では左翼付近で2日連続でキャッチボールを行った。約20メートルの距離を測り、捕手役が立った状態で4球。捕手役が座った状態では2球を投げた。29日には2月25日(同26日)以来となるブルペンに入る見込みだ。(Full-Count編集部)