◆プロボクシング▽IBF世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 アンヘル・アヤラ―矢吹正道(29日・愛知県国際展示場) IBF世界フライ級タイトルマッチの当日計量が29日、愛知・名古屋市内のホテルで行われ、挑戦者でIBF世界…

◆プロボクシング▽IBF世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 アンヘル・アヤラ―矢吹正道(29日・愛知県国際展示場)

 IBF世界フライ級タイトルマッチの当日計量が29日、愛知・名古屋市内のホテルで行われ、挑戦者でIBF世界ライトフライ級王者の矢吹正道(LUSH緑)は54・9キロ、王者・アヤラ(メキシコ)は服を着て54・0キロと両者ともに一発クリアした。

 矢吹はライトフライ級王座を保持したまま、1階級上のフライ級に挑戦する。「当日計量を(8時から)9時にしてもらったのはしっかり眠っておきたいからです。昨日は雑炊を食べて、夜はヒレ肉などの赤身を食べた。ライトフライ級の時より減量はきつく無かったし、調子も良いです。あとは試合で自分のパターンがどれだけ通用するか」と話した。アヤラは「あとは試合をするだけ。王者同士の試合でどちらが優れた選手かが分かる」と意気込んだ。

 IBFでは当日計量が義務付けられており、当日計量は規定体重(50・8キロ)の10ポンド増(4・5キロ)の55・3キロまで認められる。28日の計量では矢吹が50・8キロ、アヤラは600グアムアンダーの50・2キロで一発パスしていた。