WBOアジアパシフィック&東洋太平洋ウエルター級王者の佐々木尽(八王子中屋)が28日、米ラスベガスへ向けて出発した。29日(日本時間30日)に行われるWBO世界同級タイトルマッチ、王者ブライアン・ノーマンJr(米国)―同級13位デリック・…
WBOアジアパシフィック&東洋太平洋ウエルター級王者の佐々木尽(八王子中屋)が28日、米ラスベガスへ向けて出発した。29日(日本時間30日)に行われるWBO世界同級タイトルマッチ、王者ブライアン・ノーマンJr(米国)―同級13位デリック・クエバス(プエルトリコ)戦を視察。試合後にリングインし、挑戦状を渡すことも計画している。
「日本人史上初のウエルター級世界チャンピオンになる男」を名乗る佐々木は、WBO同級2位、WBA・WBC・IBF4位と、いずれも上位にランク。今回の渡米について、所属ジムを通じて意気込みを語った。
「今回はWBO世界ウエルター級タイトルマッチを観に行かせていただきます。今回は挑戦状を準備してきましたので、もしチャンスがあれば勝者にリング上で挑戦状を言い渡したいなと思っております。もしそれが叶えば凄く嬉しいなと思っております。生で見る世界ウエルター級タイトルマッチ楽しみです!」
世界戦視察後は、4月終盤までラスベガスに残ってスパーリング合宿を行う。4月上旬には所属ジム前会長の中屋廣隆チーフトレーナーと、ジムメートで日本ミドル級4位のワチュク・ナァツも合流する。
佐々木のマッチメイクについては、大橋ジムの大橋秀行会長が先日、「全力で取り組んでいる」と世界戦実現に向けて交渉中であることを明かしている。
佐々木の戦績は21戦19勝(17KO)1敗1分け。
WBO世界同級タイトルマッチはWOWOWオンデマンドで30日午前9時からライブ配信予定。