◆アーチェリー◇全国高校選抜大会◇最終日(28日、つま恋リゾート彩の郷第一多目的広場特設会場) 男女個人戦決勝トーナメント2回戦から決勝までが行われた。男子3位決定戦で松島一誠(静岡・浜松北3年)が蒲凛之介(愛知産大三河3年)に5―6で敗れ…
◆アーチェリー◇全国高校選抜大会◇最終日(28日、つま恋リゾート彩の郷第一多目的広場特設会場)
男女個人戦決勝トーナメント2回戦から決勝までが行われた。男子3位決定戦で松島一誠(静岡・浜松北3年)が蒲凛之介(愛知産大三河3年)に5―6で敗れ、あと一歩でメダルを逃し、4位に終わった。女子準々決勝では鈴木麻優子(浜松北3年)が佐藤百姫(岐阜・聖マリア女学院3年)に4―6で敗れた。
わずか15センチほどの差で松島がメダルを逃した。5―5の同点で一射勝負のシュートオフに持ち込まれた男子3位決定戦。先攻の蒲が8点をマークし、9点以上なら銅メダルが確定する射撃で松島の矢はわずかにずれて「6」に入った。
イメージ通りには打った。「風を計算して自分では狙い通りに打ったと思ったけど、ちょうど風が止んでしまった。本当に悔しい」と、唇をかんだ。予選1位の強豪相手に1―5の第4セットからの連続ポイントで同点に追いつく粘りを見せたが、最後の最後に“神風”は吹いてくれなかった。
予選23位から大躍進だった。前日の決勝トーナメント1回戦では森下智貴(浜松商3年)との静岡県勢対決を6―4で制した。「きょうは集中していた。ゾーンに入っている感じだった」。次々と強豪を撃破して静岡県勢9年ぶりの4強入りを果たした。3月に日体大で行われた静岡県強化合宿では、昨夏のパリ東京五輪日本代表の斉藤史弥(20)から助言を受けた。左肩が上がるクセの修正ポイントを教わって快進撃につながった。
この悔しさは今後の糧にする。「実力は出し切れた。次は総体の団体戦で仲間とメダルを取りたい」。地元でつかんだ自信を胸に今度はエースとしてチームを表彰台に導く。
(塩沢 武士)
4強入り目前涙の逆転負け 〇…4強入り目前で姿を消した。女子準々決勝で4―0とリードしながらも浜松北の鈴木は連続3セットを落とし、逆転負け。「最後プレッシャーに負けてしまった。表彰台を狙っていたので悔しい」と、涙を流した。3回戦の第3セットでは3連続10点に当てて「公式戦では初めて」という30点満点をマークするなど調子は上向きだった。「全国総体では団体戦と個人戦でメダルを取りたい」と、夏にリベンジを誓った。