総合格闘技団体「RIZIN」は30日、あなぶきアリーナ香川で新年一発目の大会「RIZIN.50」を開催。メインマッチのバンタム級タイトルマッチでは王者・井上直樹と元谷友貴が王座をかけて激突する。英国大手ブックメーカー『bet365』は28日…
総合格闘技団体「RIZIN」は30日、あなぶきアリーナ香川で新年一発目の大会「RIZIN.50」を開催。メインマッチのバンタム級タイトルマッチでは王者・井上直樹と元谷友貴が王座をかけて激突する。
英国大手ブックメーカー『bet365』は28日時点でのオッズを公開。海外ブックメーカーは試合の結果をどう読むのか、「井上直樹 vs. 元谷友貴」の勝敗予想を紹介する。
◆平本蓮、「鈴木千裕 vs. ダウトベック」を勝敗予想 “嵐のような試合”ではなく「技術の試合になる」、萩原京平にはエールも
■約4年ぶりとなる両者の再戦に注目
メインのバンタム級タイトルマッチは井上直樹が1.33倍、元谷友貴が3.25倍のオッズが設定されており、『bet365』は王者の井上が優勢との見解を示している。
元谷は昨年の大晦日大会で行われた次期挑戦者決定戦で朝倉未来・海兄弟が太鼓判を押すJTT(ジャパン・トップ・チーム)の“超新星”秋元強真と対戦。判定3ー0で完勝して、タイトル戦へと駒を進めた。
両者の対戦は2020年の大晦日大会「RIZIN.26」以来、2度目。井上がスピードと技術で圧倒し、1ラウンドでチョークスリーパーを極めて一本勝ちを果たした。しかし、元谷は朝倉海戦後にATT(アメリカン・トップ・チーム)に拠点を移してからは目覚ましい伸びを見せており、RIZINで初めて掴んだタイトル戦のチャンスをものにできるか。
また、バンタム級の王座は初代・堀口恭司から、マネル・ケイプ、朝倉海、堀口、フアン・アーチュレッタ、朝倉、井上と受け継がれており、オッズ通り井上が勝利し、バンタム級王座を防衛すれば、RIZIN史上初の快挙となる。
約4年ぶりの再戦でどのような試合を見ることができるか。新年一発目のメインマッチに相応しい一戦に注目したい。
◆鈴木千裕と「日本のベルトを守りたい」、シェイドゥラエフ戦を控えた王者クレベルが本音「もし自分で守れなかったら……」
◆「二人とも負ける」朝倉未来、“対戦候補”の試合結果を大胆予想 「一番盛り上がって、なおかつ勝てそう」男祭りならでは“代案”も提示