◇国内女子◇アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 初日(28日)◇UMKCC (宮崎)◇6538y…

大山志保はまだまだ元気。地元の宮崎で幸せいっぱい

◇国内女子◇アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 初日(28日)◇UMKCC (宮崎)◇6538yd(パー72)◇曇り(観衆2071人)

大山志保は昨年11月の「伊藤園レディス」で2年4カ月ぶりにツアーに復帰した。足や手に痛みを発する体調不良と向き合い、年末のQTファイナルステージ(最終予選会)にも挑戦(92位)。47歳で迎えた今シーズンは主催者推薦により地元宮崎の大会で幕を開けた。

ちょうど1年前を振り返れば、天と地ほどの差がある。当時は痛みがまだひどく「自転車のマシンでやっと軽いのをこぎ始めたくらい」。このオフは、例年通りとは言えないまでも試合に向けた準備に懸命になれた。

改善傾向がみられるとはいえ、身体のコンディションは気温にも左右されるため日々疑わしい。そんな不安が吹き飛ぶほど、真剣勝負はやっぱり楽しくて仕方がなかった。「試合って最高だなと思いました」という初日は「73」で1オーバー48位。前半8番(パー5)では3mのバーディパットを沈め、得意のガッツポーズを披露できた。

競技ゴルフが好きで好きで仕方がない

2006年の賞金女王は冬のあいだ、プロ2年目の菅楓華とプライベートで練習をともにした。宮崎の後輩は「真面目で努力家。(年齢は自分の)子どもみたい」な19歳。一緒にプレーするうちに自分のクラブをじっと見つめ、「最先端のクラブって(ボールが)上がって、止まるんだなあって」とふと思い、「楓華ちゃんの影響でユーティリティを替えました」

ことし2月発売のピン「G440 ハイブリッドユーティリティ」をテストし、実に2011年以来のスイッチ。「彼女とは違うモデルだけど、14年ぶりですよ。あまりにも古いものを使っていてもよくないですね」。ゴルフを始めて数十年。まだ新しい発見があった。

今大会の手応え次第で、春先以降は「(下部)ステップアップツアーに出たり、予選会も受けてみたい」という意向。キャリアは晩年に違いないが、第一線を自ら退く考えは今のところなさそう。「きょうもギャラリーの方と一緒に戦っている感じが『やめられない』と思いながらプレーしていた。私には“引退”っていう言葉はないかも。ずっとやり続けるかもしれない。頑張っていれば神様も見てくれると思うんです」。引き際を考えるのは、大山に限ってはまだ先だ。(宮崎市/桂川洋一)