今回のtotoはJ1第7節の9試合と、J2第7節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。■勝利したはずが…「没収試合」に 今シーズン開幕を前に、サンフレッチェ広島を優勝候補に推す声は多かった。20…
今回のtotoはJ1第7節の9試合と、J2第7節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■勝利したはずが…「没収試合」に
今シーズン開幕を前に、サンフレッチェ広島を優勝候補に推す声は多かった。2022年以降は毎年トップ3に入り、昨季も最後まで優勝を争ったチームとあれば、当然の評価だろう。
広島は現時点でも、J1唯一の無敗チームとして3位につけている。だが今節、ついに今季初黒星がつくことになりそうだ。
残念ながら、最近になって広島にはピッチ外での問題が起きている。一番大きなものは、ACL2からの敗退だ。準々決勝第1戦を勝利したはずが、出場資格のない選手が出ていたことで没収試合となってしまった。第2戦も引き分けどまりでアジアでの挑戦を終えた。
さらに今週水曜日、雨野裕介強化本部長の辞任が発表された。没収試合の責任を取ってのことと推察されるが、ここ数年のチーム強化の功労者の退団は、選手とスタッフに動揺を与えるに違いない。
また、気になるのが今節対戦する京都サンガF.C.との相性だ。京都がJ1に復帰して広島にミヒャエル・スキッベ監督がやってきた2022年以降、毎年順位は広島が大きく上回りながら、広島の3勝1分2敗とほぼ五分の星。京都のチョウ・キジェ監督がスキッベ監督の母国ドイツに留学していたことも関係あるのか、サッカーがガッチリかみ合ってしまうのかもしれない。
ピッチ外だけではなく、広島にはトルガイ・アルスランの負傷離脱という大きな痛手もある。今節、軍配は京都に上がることになるだろう。
■智将を「2シーズン」上回った事実
今節の注目カードのひとつが、FC東京と川崎フロンターレの対戦だろう。多摩川クラシコの実現である。
通算では川崎が26勝9分13敗と、大きく勝ち越している。2019年以降、川崎が敗れたことは1度しかない。
だが、この関係に変化が起こりそうだ。「監督力」という要素が、FC東京への追い風になりそうなのだ。
今季からFC東京を率いる松橋力蔵監督は、アルビレックス新潟を率いて初めてJ1で指揮を執った2023年、川崎相手に2勝した。昨季は1分1敗で、通算2勝1分1敗。クラブ力に差がありながらの勝ち越しには、何か理由があるはずだ。
川崎も今季から長谷部茂利監督を迎えているが、この新指揮官との対戦も松橋監督が苦手にする様子はない。この2シーズン、長谷部監督が率いるアビスパ福岡と対戦し、3勝1敗。智将の誉れ高い長谷部監督を上回った事実も、見逃すわけにはいかないのだ。
今月20日にルヴァンカップを戦ったFC東京に対して、川崎が16日のJ1第6節を最後に、試合から遠ざかっているのも気がかりだ。ここはFC東京がホームで白星を挙げると予想する。
今回のtotoの購入締切は3月29日で、ネット決済による公式サイトでの販売は12時45分(コンビニ決済は10時55分)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。