23年の目黒記念を制したヒートオンビート(セ8、美浦・青木孝文厩舎)が、土曜阪神8Rの三木ホースランドパークジャンプステークス(4歳上・オープン・障害3140m)で障害2連勝を狙う。 ヒートオンビートは父キングカメハメハ、母マルセリーナ…

 23年の目黒記念を制したヒートオンビート(セ8、美浦・青木孝文厩舎)が、土曜阪神8Rの三木ホースランドパークジャンプステークス(4歳上・オープン・障害3140m)で障害2連勝を狙う。

 ヒートオンビートは父キングカメハメハ、母マルセリーナ、母の父ディープインパクトの血統。母は11年の桜花賞馬。叔父のグランデッツァは12年のスプリングSなど、半兄のラストドラフトは19年の京成杯を制している。

 ここまで31戦6勝。平地のオープンでは惜敗が続いていたが、23年の目黒記念で11回目のチャレンジにして重賞初制覇を果たした。しかし、その後は勝利に手が届かず。昨年の宝塚記念で12着に敗れた後、当時所属していた友道康夫厩舎から青木厩舎に転厩。さらにジャンパーに転向した。そして約7カ月ぶりの実戦、かつ障害デビュー戦となった前走を1番人気に応えて快勝。実に1年8カ月ぶりとなる6勝目を手にしている。

 今回は一気に相手が強くなるが、未知の魅力は十分だ。2連勝を果たし、一気に障害界の主役候補に名乗りを上げてほしい。