昨年に続いて能見氏が呼びかけ プロ野球開幕戦を迎える28日、阪神は球団SNSで観戦マナーを守るよう呼びかける動画を発表した。昨年に続いてOBの能見篤史氏が登場し、誹謗中傷や侮辱的な替え歌に注意喚起した。 公式X(旧ツイッター)に「観戦マナー…

昨年に続いて能見氏が呼びかけ

 プロ野球開幕戦を迎える28日、阪神は球団SNSで観戦マナーを守るよう呼びかける動画を発表した。昨年に続いてOBの能見篤史氏が登場し、誹謗中傷や侮辱的な替え歌に注意喚起した。

 公式X(旧ツイッター)に「観戦マナーに関するお願い」として動画を投稿。「今シーズンもご来場のお客さまひとりひとりが観戦マナーを遵守し、すべての皆様が楽しく快適に観戦できる環境を作り上げ、健全な応援でチーム・選手を鼓舞していただきますよう、心よりお願いいたします」と呼びかけた。

 能見氏が動画で「悪意に満ちたその声、やめませんか」「野球が好きなら、あなたの声を選手の力に変えてほしい」「ともに戦おう、愛のある声援で」と呼びかけ。「帰れ」「引っ込め」「くたばれ」「消えろ」「野球やめろ」などの替え歌をやめるよう求めている。

 阪神は昨年4月にも甲子園球場での今季初戦を前に、能見氏が登場した同様の動画を発表。「その言葉、あなたが言われたらどんな気持ちですか?」「忘れないでほしい、選手もチームも野球も好きで応援していることを」と呼びかけていた。

 選手への誹謗中傷を巡っては、日本プロ野球選手会も再三にわたりSNSなどのマナー遵守を呼びかけている。(Full-Count編集部)