グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が「チャイナ・オープン」の初戦に挑み、先日開催された「サンクトペテルブルク・オープン」のダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)との1時間54分に及んだ試合を6-1、3-6、6-3で制した。こ…

グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が「チャイナ・オープン」の初戦に挑み、先日開催された「サンクトペテルブルク・オープン」のダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)との1時間54分に及んだ試合を6-1、3-6、6-3で制した。

この試合により、ディミトロフは35ポイントを獲得し、11月12日から19日にかけて開催される「ATPファイナルズ」への初出場権獲得へ望みを繋いだとATP公式サイトは報じている。

ディミトロフは次の試合でワイルドカードで初出場のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)と対戦。

「自分はフレッシュな状態だと思う」とデル ポトロは話している。

「この間まで家にいたから、トーナメントを戦う力は十分にある。2回戦でディミトロフと対戦するのは自分にとって簡単なことではない。彼はこの大会の優勝候補の1人。この対戦は準々決勝、準決勝または決勝でありえたかもしれない。でも、まずは明日、難しい試合の準備をしなければならない」と語っている。

今シーズンも残りわずかになり、「ATPファイナルズ」への出場権をかけた戦いにますます注目が集まっている。現在開催中の「楽天ジャパンオープン」や「チャイナ・オープン」など、上位ランカーにとってはますます重要な大会となりそうだ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「チャイナ・オープン」でのディミトロフ

(Photo by Emmanuel Wong/Getty Images)