「ドジャース5-4タイガース」(27日、ロサンゼルス) ドジャースのブレーク・スネル投手が開幕投手を務め、5回2失点で移籍後初勝利をあげた。 立ち上がりから走者を背負う投球となったが、驚異的な粘りを見せた。二回には無死二、三塁と先制のピン…

 「ドジャース5-4タイガース」(27日、ロサンゼルス)

 ドジャースのブレーク・スネル投手が開幕投手を務め、5回2失点で移籍後初勝利をあげた。

 立ち上がりから走者を背負う投球となったが、驚異的な粘りを見せた。二回には無死二、三塁と先制のピンチを迎えたが、キースを捕ゴロに仕留めて三塁走者がタッチアウト。後続もしっかりと抑えた。

 直後にエドマンがソロ本塁打を放ち先制したドジャース。四回には暴投で1点を与えてしまったが、最少失点で切り抜けた。五回は1死二、三塁のピンチを招き、ブルペンも動き出した中、フルカウントからの変化球にバットが止まって満塁に。マルゴーには中堅へ犠飛を打ち上げられ、勝ち越しを許した。それでもキースを一ゴロに仕留めて試合を壊さなかった。直後にテオスカー・ヘルナンデス外野手がセンターへ逆転3ランをたたき込み、勝利投手の権利を手にマウンドを降りた。

 スネルは昨オフ、ジャイアンツから移籍。2度のサイ・ヤング賞獲得の実績を持つ左腕が、移籍後初登板で真価を発揮した。打線は七回に大谷翔平投手がダメ押しソロを放ち、リリーフ陣もリードを守り切って移籍吾初勝利。チームの開幕3連勝に大きく貢献した。