【日本代表vsサウジアラビア代表 3月25日】■シュート「10本」を放つも… 先週の祝福ムードに相反するように、スタジアムはフラストレーションを感じさせる試合になった。 前田大然がシュートを枠に当てたところから、そんな試合も予…
【日本代表vsサウジアラビア代表 3月25日】
■シュート「10本」を放つも…
先週の祝福ムードに相反するように、スタジアムはフラストレーションを感じさせる試合になった。
前田大然がシュートを枠に当てたところから、そんな試合も予感した。
日本は前半、6本のシュート。ボールを持ちながら、ちゃんと攻め込めない状態だった。
中村敬斗が左から果敢に切れ込んでも、その先がなかった。
サウジアラビアのシュートはわずかに1本。5バックで守るということに徹した。
攻めないのか、攻められないのかは別として、こういう相手に弱いということを改めて気づかさせられる試合になった。
後半、日本のシュートは4本、サウジは0だった。
■「近そうで遠かった」ゴール
約73パーセントという圧倒的なボール支配率を誇りながらも、サウジアラビアは最後のところで攻略しきれない相手だったということになる。
伊藤純也と堂安律が入った直後は膠着した流れを変えられるかとも思ったが、ゴールは近そうで遠かった。
グループの2位争いは熾烈なため、そのチームの状況によって、日本は思うように戦えないことも起きる。相手が引き分けでいいと思っている試合には、早い時間でのゴールを奪えないと、こんなことも起きる。
先発した20歳の高井幸大は、90分を落ち着いてプレーした。今後を考えると、これは日本サッカー界にとって、よかったといえるだろう。