藤川阪神は28日にマツダスタジアムで広島との開幕戦に臨む。阪神・藤川球児監督(44)は27日、同球場で広島・新井貴浩監督(48)と会見に出席。開幕戦に向け「今いるメンバーの中では最高のメンバーだというふうに自負しています」と自信を見せた。…

 藤川阪神は28日にマツダスタジアムで広島との開幕戦に臨む。阪神・藤川球児監督(44)は27日、同球場で広島・新井貴浩監督(48)と会見に出席。開幕戦に向け「今いるメンバーの中では最高のメンバーだというふうに自負しています」と自信を見せた。以下、藤川監督との一問一答。

  ◇  ◇

 -いよいよ開幕前日となり、心境は。

 「自分は大丈夫です。当日までに、選手たちが気持ちを高めてきてくれるんじゃないですかね」

 -選手に言葉をかけたりは。

 「明日までに気持ちを自分たちで高めてきてくれというところですね」

 -会見では積極的に攻めると。

 「攻めるって何でしょうね。タイガースファンも熱狂的ですけど、この球場ではカープファンの方が多いので、立ち向かわなければいけないというところですから。モチベーションを高く保った上で、明日球場に入ってくる。監督としては、そのメンタリティーで球場に入ると、そこで戦いが始まる、そういう意味での攻めるというとこですね」

 -開幕メンバー30人について。

 「調整も含めて。経験があるなしではなくて、ほとんどの選手が自分が見ている前でゲームには出たし、各担当のコーチたちが判断して、みんなが切磋琢磨(せっさたくま)しながら、準備を今日まで迎えた選手たちですから、今いるメンバーの中では最高のメンバーだというふうに自負しています」

 -佐藤輝に対する期待。

 「誰かがその役割は必要ですから。他の選手がスルスルといけばそれはそれでいいし、ものは捉えようですよ」

 -ベンチ同士でもいい戦いができればと。

 「プロ野球ですから、これからの子供たちに向けても素晴らしい野球のゲームを見せなければいけないし、魅力のあるプロスポーツの競技として大切な役割ですから。ペナントレースは戦いますけれども、さらに重要な課題というのは野球界を盛り上げるという非常に大事なテーマですから」