新庄監督の開幕起用にも注目が高まる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext いよいよ2025年シーズンが始まるプロ野球。今季、悲願のリーグ優勝を目指す日本ハムは、オープン戦を脅威の勝率「.769」と首位フィニッシュ。万全の態勢…

新庄監督の開幕起用にも注目が高まる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 いよいよ2025年シーズンが始まるプロ野球。今季、悲願のリーグ優勝を目指す日本ハムは、オープン戦を脅威の勝率「.769」と首位フィニッシュ。万全の態勢で開幕を迎える。

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 新庄政権下においては4シーズン目に突入。昨季、リーグ2位と躍進したチームは優勝候補の筆頭にあがる。その大事な開幕戦をいかに戦うか。開幕投手には金村尚真が内定している一方で、開幕スタメンの顔ぶれにファンからも注目が高まっている。

 金村と同じく開幕4番を明言している野村佑希以外の顔ぶれはどうなるのか。昨年までの実績や、オープン戦での成績を踏まえると、フランミル・レイエスや万波中正、清宮幸太郎、松本剛らは確実とみられる中、開幕戦においては大事なテーマもある。

 対戦するのは昨年の奪三振王、西武・今井達也。球界屈指の好投手として、今季は特に力感ないフォームからギアを上げる投球術も注目されている。難敵とあって、いかに打ち崩していくかが注目となる。

 指揮官もそうそうヒットを打てる相手でないことは頭に入れているだろう。粘って出塁し、ベンチワークも含め、1点をもぎ取る野球、その意味では機動力と守備力が重視されるオーダーになる可能性もある。

 そこでスタメンに期待される1人が、五十幡亮汰だ。昨シーズンは94試合で、打率.161、3打点、18盗塁をマーク。主に代走や守備固めで起用されることが多かった。

 侍ジャパンにも招集された足のスペシャリスト、50メートル最速5.6秒と球界屈指の俊足を持つだけに、塁に出ればそれだけで相手にプレッシャーをかけ後続にチャンスをもたらすこともできる。

 守りでも広い守備範囲をほこり、開幕オーダーを考える上では重要なポイントを握りそうだ。

 まずは若きエース候補の金村が西武打線相手にどんなピッチングを見せるか。サプライズが身上の指揮官がどのようなオーダーを組んでくるのか、注目が高まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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