3月26日、B1東地区の千葉ジェッツに所属する18歳のポイントガード、瀬川琉久がプロ入り後初となる2桁得点をマークした。 今…
3月26日、B1東地区の千葉ジェッツに所属する18歳のポイントガード、瀬川琉久がプロ入り後初となる2桁得点をマークした。
今年1月に東山高校から電撃プロ契約を発表した有望株は、ホームのLaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ)で行われた「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第27節・越谷アルファーズ戦でベンチスタート。第1クォーター途中から富樫勇樹に代わって投入され、いきなりミドルジャンパーを決めて初得点を挙げると、その後も果敢にアタックする姿勢を披露。オフェンスリバウンドにも絡むと、同終盤には速攻をフェイダウェイで締めくくり加点するなど、冷静かつエネルギッシュなプレーでコートを駆け回った。
第2クォーターには、自身5試合ぶり2本目となる3ポイントシュートも成功し、さらに第4クォーター立ち上がりには、スローイン直後にスティールし自らレイアップを沈めて初の2桁得点に到達。第2クォーター途中に何らかのアクシデントがあった富樫が後半プレーしなかったこともあり、瀬川は自己最長となる23分19秒に出場。3ポイント4本中1本の成功、フィールドゴール12本中4本の成功で、12得点3リバウンド3アシスト3スティールを記録した。
過去2試合出場したホームゲームがいずれも船橋アリーナでの開催だったこともあり、ららアリーナでの公式戦出場は初めて。試合後にコート上でインタビューに応じた瀬川は、「1万人の前でプレーしたことがなくて、こういう歓声のなかプレーできたことを光栄に思います」とファンに感謝。攻守に存在感を示した第4クォーターのプレーについて問われると、「持ち味は得点をとることでもあるんですけど、ルーキーらしくアグレッシブにプレーすることが自分の武器なので、そういったことを遂行できてよかったです」と胸を張った。
中2日で迎える第28節・川崎ブレイブサンダースとの2連戦も、ららアリーナでの開催。瀬川は「ケガ人もたくさんいて、なかなかチームは良い状況じゃないですけど、自分のやるべきことをしっかりやればチームは勝てると思っているので、ルーキーらしくアグレッシブにプレーしたいと思います」と力を込めた。