ラックスはOP戦打率.300、2HR、OPS.965の好成績 メジャーリーグは27日(日本時間28日)、米国開幕を迎える。ドジャースからオフにレッズへ移籍したギャビン・ラックス内野手は正三塁手としての出場が見込まれる一方、ラックスを“押し出…
ラックスはOP戦打率.300、2HR、OPS.965の好成績
メジャーリーグは27日(日本時間28日)、米国開幕を迎える。ドジャースからオフにレッズへ移籍したギャビン・ラックス内野手は正三塁手としての出場が見込まれる一方、ラックスを“押し出した”格好となった金慧成(キム・ヘソン)内野手はマイナースタートが決定。韓国メディアは「ドジャースはトレードを後悔することになるかもしれない」と指摘している。
韓国プロ野球(KBO)のベストナインにあたる「ゴールデングラブ賞」を4年連続で受賞したキムは昨季、127試合で打率.326、11本塁打、75打点、30盗塁を記録。3年1250万ドル(約18億8500万円)契約で1月に入団した。その直後、ロースター枠を空けるために、ドラ1で元有望株のラックスがトレードの憂き目にあった。
しかし、明暗がくっきり分かれる結果となった。キム・ヘソンはオープン戦に29打数で打率.207、1本塁打、OPS.613、11三振に終わり、東京来日メンバーを外れ、開幕は3Aスタートに。一方でラックス40打数の打率.300、2本塁打、OPS.965の好成績を残している。韓国メディア「OSEN」は「“捕手以外は全部やる” キム・ヘソンに押し出されトレード……闘志を燃やすラックス、ドジャースを後悔させるか?」と題した記事を公開。両者の現状を比較している。
ドジャースはキム・ヘソンを正二塁手として期待していたものの、打撃面が苦戦し、「ドジャースは東京での開幕2連戦でトミー・エドマンを正二塁手として起用。本来エドマンが守ると予想されていた中堅にはアンディ・パヘスが入った」と、早くも構想に変化が起きたことを指摘する。
その上で「固定のポジションが決まらなければ、放出したラックスが恋しくなる可能性もある」と綴り、「もしラックスが新天地シンシナティで活躍すれば、ドジャースはトレードを後悔することになるかもしれない」と総括した。果たして“青から赤”に変わったラックスは、開幕後にどんな活躍を見せるだろうか。(Full-Count編集部)