フェルスタッペン(右)はローソン(左)の降格に納得していないと報じられた(C)Getty Images F1のレッドブルは今季第3戦、日本GP(4月6日決勝、三重・鈴鹿)に向けてレーシングブルズの角田裕毅を昇格することを決めたと複数のメディ…

フェルスタッペン(右)はローソン(左)の降格に納得していないと報じられた(C)Getty Images
F1のレッドブルは今季第3戦、日本GP(4月6日決勝、三重・鈴鹿)に向けてレーシングブルズの角田裕毅を昇格することを決めたと複数のメディアで報じられた。
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開幕2戦で不振だったリアム・ローソンの降格に関してクリスチャン・ホーナー代表らチーム幹部たちが協議し、ドライバー交代を決断したとされる今回の事態。
正式発表はまもなくの見込みだが、レッドブルのファーストドライバーであり、4季連続の世界王者マックス・フェルスタッペンがローソンの解雇に異議をとなえているとされる。
英紙『デーリー・メール』は今回の出来事について、レッドブルが新シーズン開始からわずか2レースでリアム・ローソンを解雇するという決定にフェルスタッペンが「同意していない」という見出しで記事を配信。
ローソンの今季戦績、ここまでのレッドブルの歩みを振り返りつつ、ローソンの解雇に関して記事中では「オランダ人(フェルスタッペン)は同意しなかった」と伝えた。
今回の衝撃的な交代劇の背景にはマシンの状態も影響しているとされる。5連覇を目指している王者フェルスタッペンも現在のレッドブルのマシンには満足していない様子もしばしば、示している。
いわばマシンの性能は置き去りにして、現場サイドに責任を押し付けたとも見られかねないとあって、不穏なムードが漂っている。
ただ角田においては、昨年もポイントはローソンより上回っていたとあって、仮に昇格となれば千載一遇のチャンスともなる。日本GPの走りが注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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