日本ハム新庄剛志監督が27日、今季開幕西武戦を前にベルーナドームで取材に応じた。就任4年目のシーズンへの思いを問われ「4年目のシーズン、なんか今年が一番大事なシーズンじゃないかなっていう気持ちにはなってます」と話した。 1年前はセコセコ野…

 日本ハム新庄剛志監督が27日、今季開幕西武戦を前にベルーナドームで取材に応じた。就任4年目のシーズンへの思いを問われ「4年目のシーズン、なんか今年が一番大事なシーズンじゃないかなっていう気持ちにはなってます」と話した。

 1年前はセコセコ野球と話していたが「今年はないな。セコセコ野球はない」と否定。「ドカンといける打線も組めるし、スピードのある野球もできるし、これをミックスさせて、スピード&パワーでもあるし、時には僕の『何しとんねんっ!』ていう作戦で勝つときもあるし、5パターンぐらいある」とし、「それを組み合わせていかないと、やっぱ面白くないでしょ。最終的には1つの固定した打線っていうのがどっちになるか。例えばスピードのある選手が3人とも、例えば3割1分打ってたら使うでしょ。でも、そこでパワーのあるバッターが22本ぐらい打ってたら使うでしょ。そしたら迷うっていう。どうしたらいいんよって。そういうチーム作り上げていきたい」と笑いを交えながら説明。「あとは新しいスターが出てくると活気が出てくるんで、そこの使うポイントっていうのは重要なポイントかなと思う」と加えた。

 今年が一番大事とした理由は優勝を狙えるからかと問われると「狙えます」とキッパリ。「もう勝ち方もわかってきてるし、逆転してのピッチャーの抑え方っていうのもわかってると思うし。僕より選手たちの方が特に感じてると思う。今年はチャンスがあるって。今年ダメだったらもしかしてズルズル行ってしまうかなっていう気持ちにもなってると思うし。でもその前に競争、争いが激しいから、前半中盤まではシーズンはその意識が高くて、勝ちをものにしてるっていうふうになるかもしれないですね」と思い描いた。