NPB公示…41歳栗山も開幕1軍ならず 日本野球機構(NPB)は28日、29日に開幕戦を迎える全12球団の出場登録選手を公示した。ルーキーら新鮮な顔が並ぶ一方、不調や故障などで開幕1軍から外れた主力選手もいる。ここでは漏れた主な選手を見てい…

NPB公示…41歳栗山も開幕1軍ならず

 日本野球機構(NPB)は28日、29日に開幕戦を迎える全12球団の出場登録選手を公示した。ルーキーら新鮮な顔が並ぶ一方、不調や故障などで開幕1軍から外れた主力選手もいる。ここでは漏れた主な選手を見ていきたい。

 ヤクルトは主力がこぞって公示されなかった。2022年に3冠王に輝き、昨季も本塁打と打点の2冠を手にした村上宗隆内野手は、上半身のコンディション不良で離脱中。今季終了後にポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を明言しているが、出遅れる形で開幕を迎えることになった。

 また、3月に左指の腱の脱臼となった山田哲人内野手も開幕1軍を外れた。すでにファームでは実戦に復帰しているが、本調子ではないようだ。塩見泰隆外野手も公示されず。22日にエスコンフィールドで行われた日本ハム戦で守備の際に転倒。途中交代していた。昨年は5月に左膝の前十字靱帯と半月板の損傷で長期離脱していただけに、早期復帰できるか注目される。

 巨人・丸佳浩外野手も、オープン戦終了2試合前の22日ロッテ戦(東京ドーム)で負傷。6回の走塁中に右太ももを痛めて途中交代していた。昨季は主に1番打者として14本塁打、出塁率.360を記録していただけに、連覇を目指すチームにとって痛手となった。

 パ・リーグでは、昨年の交流戦でMVPを受賞した水谷瞬外野手が開幕1軍を逃した。ソフトバンクから現役ドラフトで移籍した昨季は97試合で打率.287、9本塁打、39打点をマーク。3月には侍ジャパンに選ばれて本塁打を放ったが、22日のオープン戦から出場はなかった。また、昨年の新人王、西武・武内夏暉投手も左肘内側側副靱帯不全損傷のため出遅れ。復帰は5月頃が見込まれている。同じく西武では41歳の栗山巧外野手も外れた。(Full-Count編集部)