12球団の開幕メンバーを発表 日本野球機構(NPB)は28日に開幕を迎える12球団の出場登録選手を27日、公示した。巨人は秋広優人内野手がメンバーから外れた一方、ドラフト2位の新人・浦田俊輔内野手が登録された。浦田を含めて12球団で13人の…
12球団の開幕メンバーを発表
日本野球機構(NPB)は28日に開幕を迎える12球団の出場登録選手を27日、公示した。巨人は秋広優人内野手がメンバーから外れた一方、ドラフト2位の新人・浦田俊輔内野手が登録された。浦田を含めて12球団で13人の新人が開幕1軍を勝ち取った。
身長200センチの体躯を誇る秋広は、2023年は121試合で10本塁打とブレーク。背番号55の次世代の主砲候補として期待されているが、昨年は26試合出場にとどまり0本塁打に終わった。オープン戦は12試合で打率.261、0本塁打4打点という内容だった。
巨人は一塁に岡本和真内野手、三塁に坂本勇人内野手がいることから、秋広は外野のポジションを争うことが予想された。だが、3年目の萩尾匡也外野手が23日までに2軍で3試合連続本塁打を放つアピールを見せて開幕1軍を勝ち取り、秋広は無念の2軍スタートとなった。
他にセ・リーグの新人では、阪神・伊原陵人投手、工藤泰成投手、DeNA・篠木健太郎投手、広島・岡本駿投手、ヤクルト・荘司宏太投手、中日・石伊雄太捕手が開幕1軍入り。パ・リーグではロッテ・西川史礁外野手、楽天・宗山塁内野手、江原雅裕投手、オリックス・麦谷祐介外野手、山中稜真捕手、西武・渡部聖弥外野手がメンバー入りを果たした。
育成ドラフト1位から支配下を勝ち取った阪神の工藤を含め、今春に支配下昇格した選手は5人。西武・黒木優太投手、仲田慶介内野手、日本ハム・松岡洸希投手、楽天・西口直人投手が登録された。
2024年の現役ドラフトで移籍した選手のうち、巨人・田中瑛斗投手、広島・山足達也内野手、鈴木健矢投手、日本ハム・吉田賢吾捕手、西武・平沢大河内野手が1軍スタート。過去2年は各4人で、今季は最多の5人が現役ドラフトから1軍入りを勝ち取った。人的補償で移籍した楽天の小森航大郎内野手もメンバー入りした。(Full-Count編集部)