今季限りでティグレスとの契約満了を迎える元フランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャック(39)が、同クラブでの現役続行を希望しているようだ。 かつてロリアンやトゥールーズ、マルセイユで足跡を残してきたジニャックは、2015年夏に初めて母国…

今季限りでティグレスとの契約満了を迎える元フランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャック(39)が、同クラブでの現役続行を希望しているようだ。

かつてロリアンやトゥールーズ、マルセイユで足跡を残してきたジニャックは、2015年夏に初めて母国を離れ、メキシコのティグレスに移籍した。当時29歳、世界のビッグクラブからオファーが殺到していた中での決断だった。

その移籍初年度に秋春制のリーグで39試合28得点を記録しMVPと得点王に輝くと、その後もゴールを量産。2019年にはクラブの最多得点記録を更新し、現在は公式戦407試合で219ゴールにまで伸ばしている。

ジニャック加入を機にティグレスはメキシコで強豪と認知されるようになり、これまでに国内リーグでは2015年前期、2016年前期、2017年前期、2019年後期と4回に渡って優勝。2020年にはCONCACAFチャンピオンズリーグで初優勝を果たし、初出場となったクラブワールドカップではジニャックの3ゴールで北中米カリブ海(CONCACAF)クラブとしては初めて決勝へ進出した。

ティグレスの契約は2025年6月に満了を迎えるジニャックは、メキシコ『FOX sports』のインタビューで同クラブで現役を続けることを希望していると語った。

「もう1年プレーできると思っている、体力も十分あるしね。まだまだ現役でいられると思う」

また、現役引退後もティグレスに留まるかと問われると、「トロフィー獲得とさらなる海外進出を目指すクラブの一員になれれば、それはとても刺激的だろうね」とコメントした。