GDOが主催するアマチュア競技「2024 GDOダブルスチャンピオンシップ」の全国大会が26日(水)、宮崎県にある宮崎カントリークラブで開催された。1960年に誕生した県内最古のゴルフ場は日本アマ3連勝(1953、54、55年)を誇る三好…

GDOが主催するアマチュア競技「2024 GDOダブルスチャンピオンシップ」の全国大会が26日(水)、宮崎県にある宮崎カントリークラブで開催された。1960年に誕生した県内最古のゴルフ場は日本アマ3連勝(1953、54、55年)を誇る三好徳行の設計。国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップ」の舞台として知られている。
2人一組でチームを作り、フォアボール方式で競う大会。黄砂混じりの西風が強く吹き、日中の気温は30度まで上昇。3月の真夏日は観測史上2度目という季節外れの暑さの中、全国23会場で行われた予選会を勝ち上がった79組158人が日本一の称号を懸けて戦った。
強風と、各自のスコアが成績に直結するフォアボール方式の緊張感も相まってスコアは伸び悩み、優勝スコアは2オーバー「74」。同スコアに6チームが並ぶ激戦となったが、18番からのカウントバックにより、最終ホールでただ1チームだけバーディを奪った福田仁さん、片山優二さんペアが大会制覇を成し遂げた。
「まさか、まさかの優勝です。優勝予想はアンダーパーで、アウトスタートの前半は3オーバーだったので…」という福田さん。後半は2人のプレーがかみあって、しのぎながらパーを重ね、最終18番は片山さんが残り161ヤードの第2打を、5Iでカップ左下80センチにピタリとつけてバーディ締め。「会心のショットでした。今年イチ!」という劇的ショットで優勝を手繰り寄せた。
2024-25年のGDO主催競技はこれで全日程が終了し、25-26年大会の日程発表と募集開始は4月1日を予定している。
◆成績上位者

順位/スコア/名前(敬称略)
優勝/74/福田仁・片山優二
2位/74/渡邉貴恵・渡邉将光
3位/74/小野賢児・森仁志
4位/74/山口次郎・山口宗太
5位/74/佐藤幸彦・小島康弘
6位/74/井波忠夫・米林毅
※スコアがタイの場合は18番からのカウントバックにより順位を確定