<第97回選抜高校野球大会:浦和実12-4聖光学院>◇26日◇準々決勝◇甲子園 浦和実が初出場ながらベスト4進出の快挙を成し遂げた。延長タイブレークの10回には一挙8得点の猛攻。 辻川 正彦監督は、「すごいことをやってくれたと思います」と手…

<第97回選抜高校野球大会:浦和実12-4聖光学院>◇26日◇準々決勝◇甲子園

 浦和実が初出場ながらベスト4進出の快挙を成し遂げた。延長タイブレークの10回には一挙8得点の猛攻。 辻川 正彦監督は、「すごいことをやってくれたと思います」と手放しで褒め称えていた。

 延長10回、均衡を破ったのは橋口 拓真内野手(3年)だった。満塁で回ったチャンスで「真っすぐを狙っていた」と、狙い球を定めバットを振り抜くと打球はセンターへ。「自分が打ってやった」とこぶしを高くつきあげながら一塁へ駆け抜けた。

 快進撃が続き「後輩や少年野球の先輩から『打ったね』とか言われます」と周囲からも祝福を受けているという。この日も自分のバットでベスト4進出に貢献。聖地での躍動に「自分の中で凄く貴重な経験です」と語っていた。