選抜高校野球大会は第9日の26日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準々決勝があり、広島商は0―7で智弁和歌山に敗…
選抜高校野球大会は第9日の26日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準々決勝があり、広島商は0―7で智弁和歌山に敗れ、準優勝した1973年の第45回大会以来、52年ぶりの4強入りはならなかった。
広島商・荒谷忠勝監督の試合後の主な談話は次の通り。
広島商・荒谷忠勝監督
非常に悔しい、その一言です。二回の3失点は失策が関係して出てしまったので、全国8強の舞台ではこういうミスは致命傷になるなと感じました。
智弁和歌山は、バントやスクイズを確実に決めてくるので、想定はしていましたが、全てにおいて後手後手に回ってしまったのが敗因かなと思います。
大宗には「気持ちの面でブレずに打者へ向かっていきなさい」という話をしました。持ちこたえる時もありましたが、序盤と終盤に点が取られているので課題が見えたと思います。
チャンスを作っても1点が取れなかったのは、相手の投手や守備力の高さもあると思います。夏に向けては、あの場面でどうやって得点をするかを考えないといけないです。
この点差は、技術やフィジカルの面以外でも大きな差があると思う。ここからをいかに勝っていくかというのがチームとしての課題。日本一を勝ち取る、そこを目指してやるのが広商のプライドだと思う。
口だけの悔しさにならないように、自分も含めてチームマネジメントをしていかないといけない。まだまだ監督の力としても足りない部分を痛感した大会でした。