日本代表FW古橋亨梧が所属するスタッド・レンヌでスポーツディレクター(SD)を務めるリッキー・マッサーラ氏が今シーズン限りでクラブを離れる見込みだ。フランス『Ouest France』が報じている。 昨夏、レンヌの新SDに就任したマッサーラ…
日本代表FW古橋亨梧が所属するスタッド・レンヌでスポーツディレクター(SD)を務めるリッキー・マッサーラ氏が今シーズン限りでクラブを離れる見込みだ。フランス『Ouest France』が報じている。
昨夏、レンヌの新SDに就任したマッサーラ氏は、夏の移籍市場で若手を中心に8000万ユーロ(約130億円)近くを市場に投下。だが、その多くが力を発揮できずにチームは下位に低迷。さらに、FWジョタやMFグレン・カマラ、MFアルベルト・グレンベークらはわずか半年でチームを離れた。
一方、今冬の移籍市場では古橋、GKブライス・サンバ、MFセコ・フォファナら経験豊富な選手をチームに迎え入れたが、その多くはアルノー・プイユ新会長の意向が反映されたものだった。
そういった補強面での失敗を受け、イタリア人SDは今季限りでチームを離れる可能性が高く、クラブはすでに複数名の後任をリストアップ。現時点ではストラスブールのロイク・デジレ氏が最有力候補とみなされている。
新天地で大苦戦の古橋にとってはこの人事によって今後の去就に影響が出てくる可能性もありそうだ。
ローマ時代にワルテル・サバティーニ氏やモンチ氏の右腕としてリクルート部門で活躍し、2019年にミランのSDに就任したマッサーラ氏。テクニカルディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏との二人三脚で名門復活の礎を築き、2021-22シーズンのセリエA優勝の立役者となった。
しかし、オーナーのジェリー・カルディナーレ氏との確執によって、マルディーニ氏と共にクラブを離れていた。