プロ野球の千葉ロッテマリーンズは25日、新しい2軍本拠地の移転先候補を千葉県君津市にすると決定し、同市に通知したと発表した。同市の石井宏子市長は市のホームページ(HP)に「君津市が選ばれたことを誇りに思うと同時に、強い希望と喜びを感じてい…
プロ野球の千葉ロッテマリーンズは25日、新しい2軍本拠地の移転先候補を千葉県君津市にすると決定し、同市に通知したと発表した。同市の石井宏子市長は市のホームページ(HP)に「君津市が選ばれたことを誇りに思うと同時に、強い希望と喜びを感じている」とコメントを出した。
ロッテは現在の2軍本拠地であるロッテ浦和球場(さいたま市)や選手寮が手狭で、移転を検討していた。2024年2~3月の公募で31自治体から応募があり、同年8月までに千葉と茨城の計4自治体を候補として、協議を重ねてきた。今後は君津市と移転に向けた協定を締結する予定。
高坂俊介球団社長は君津市に選定した理由について「私たちが重視した地域との連携、立地・敷地・施設、永続的な運営スキームいずれにおいても最も具体性・実現性が高い提案をいただき、20年後、30年後の未来図を描くことが出来た」とコメントした。
石井市長もHP上のメッセージの中で「選手たちには、成長と活躍、そして勝利をもたらし、君津市には、にぎわいを創り、未来を築くプロジェクトとなるよう、推進してまいります」と記した。市は今後、新たに球場などを造る方針だという。(杉江隼)