日本相撲協会は26日、エディオンアリーナ大阪で大相撲夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開いた。日体大から入門した新十両・宮城改め宮乃風(中村)は、同会場で会見。「昨年九州場所で悔しい思いをしてたので良かった」。幕下…

 日本相撲協会は26日、エディオンアリーナ大阪で大相撲夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開いた。日体大から入門した新十両・宮城改め宮乃風(中村)は、同会場で会見。「昨年九州場所で悔しい思いをしてたので良かった」。幕下筆頭で迎えたが3勝3敗。七番相撲で東十両8枚目・北勝富士(八角)を送り出して、4勝目をあげた。西幕下2枚目だった昨年12月の九州場所では3勝3敗の七番相撲で敗れ、東幕下4枚目だった初場所は4勝3敗も十両昇進はならなかった。

 しこ名の由来は本名と師匠の中村親方(元関脇・嘉風)や入門時の師匠である先代・尾車親方(元大関・琴風)などから。夏場所へ「気迫のある相撲を取りたい」と意気込んだ。

 ◇宮乃風(みやのかぜ)本名・宮城陽 1999年11月30日、沖縄・名護市生まれ。北部農林高を経て日体大。旧尾車部屋に入門し、21年夏場所に初土俵。171センチ、116キロ。