元メジャーリーガーの川﨑宗則がメインコメンテーターを務めた3月23日放送の『ABEMAスポーツタイム』ではMLB開幕戦を特集。大谷翔平選手の今季1号ホームランに触れ、今季から新たなバットを選んだ“理由”について解説…
元メジャーリーガーの川﨑宗則がメインコメンテーターを務めた3月23日放送の『ABEMAスポーツタイム』ではMLB開幕戦を特集。大谷翔平選手の今季1号ホームランに触れ、今季から新たなバットを選んだ“理由”について解説した。
MLB開幕戦をカブスOBとして観戦したという川﨑。大谷が披露したシーズン初ホームランについて、ゲストコメンテーターの元サッカー日本代表・稲本潤一は「場所は関係ないってことですよね。日本だろうがアメリカであろうがメンタルは揺るがない、だからあれだけの選手になっているんだろうな」と感嘆した。
昨シーズンよりも2.5センチ長くなった大谷のバットに話題が及ぶと、歴代のバットの長さを紹介。2021年にはバーチ材のバットでホームラン46本を記録。このときの長さは85.1センチだった。そして2023年の開幕時にはより硬いメイプル材に変わり、長さも87.6センチに。しかしシーズン途中から2024シーズンにかけて86.4センチとやや短くし、過去最多54ホームランを記録している。
そして今シーズンに入り、過去もっとも長い88.9センチのバットに変更。毎シーズンのように変わるバットについて、川﨑は「ゴルフで言えばドライバーがイメージしやすい。長くすると飛距離は出やすいが、コントロールしづらいということもある」と解説。
それでも大谷が長いバットを選んだことについて、「コントロールにも自信がついたということ。(フィジカル面で)パワーアップしたことも示している。長くしたことによって、少しの出力でホームランを打ちたい、それは“今年は投げたい”ということでもある」と、二刀流復活も視野に入れているのではないかと言及していた。
(ABEMAスポーツタイム)