阪神は25日、新2軍球場の日鉄鋼板SGLスタジアムで全体練習を行った。初練習となった森下翔太外野手(24)はフリー打撃で44スイングして8本を全て左翼席へ運んだ。「シーズンが始まったら打ちますよ。(打球の角度は)上げないといけないので。勝…
阪神は25日、新2軍球場の日鉄鋼板SGLスタジアムで全体練習を行った。初練習となった森下翔太外野手(24)はフリー打撃で44スイングして8本を全て左翼席へ運んだ。「シーズンが始まったら打ちますよ。(打球の角度は)上げないといけないので。勝てるように頑張ります」と4番としてチームをけん引することを宣言した。
振り抜いた打球はあっという間にスタンドへ吸い込まれた。フリー打撃の練習開始から1スイング目。甲子園サイズの広い左翼に軽々と放り込み、「天然芝でいい練習になった」とうなずいた。
順調な調整強調
開幕前最後の3連戦だったオリックスとのオープン戦(京セラ)は11打数無安打。それでも「試したいことをオープン戦のうちに試して、その中で課題をつぶしてって形でやっていたので。問題ない」と順調に調整できていることを強調した。
平常心で開幕まで過ごす中でも「去年と同じ打ち方をしていても、去年以上の成績は残せない」と試行錯誤しながら進化を求め続けている。「大事な場面で一打を出したりってところにより集中力を持っていければ」。頼もしい新4番がチームの勝利のカギとなる。