2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第8節のインドネシア代表vsバーレーン代表が25日に行われ、ホームのインドネシアが1-0で勝利した。 20日に行われた前節ではともに敵地でオーストラリア代表と日本代表の上位2チー…
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第8節のインドネシア代表vsバーレーン代表が25日に行われ、ホームのインドネシアが1-0で勝利した。
20日に行われた前節ではともに敵地でオーストラリア代表と日本代表の上位2チームに敗れた4位のインドネシア(勝ち点6)と、5位のバーレーン(勝ち点6)。逆転での2位通過、プレーオフ進出へともに勝ち点3必須の状況で重要なシックスポインターに臨んだ。
試合は立ち上がりから一進一退の攻防が続いたなか、効果的に背後を取る形が目立ったホームチームが先にスコアを動かす。
24分、自陣でのボール奪取からカウンターに転じると、右サイドのスペースへ抜け出したマルセリーノが左を並走するロメニーを感じて完璧なラストパスを供給。背番号10はGKに間合いを詰められるが、冷静に肩口を抜くチップキックでゴールネットへ流し込んだ。
ホームチームの先制後はバーレーンがボールを保持して押し返す場面もあったが、インドネシアの集中した守備を前に決定機まで持ち込めず。ともにシュート数がなかなか増えないクローズな展開のなか、試合は1-0で後半へと折り返した。
後半もビハインドを追うバーレーンがボールを握って攻め手を窺う展開が続くが、インドネシアもカウンターで応戦。立ち上がりにはマルセリーノがボックス内への抜け出しからゴールに迫る。
後半も徐々に試合が膠着するなか、68分にはホームチームにビッグチャンス。オラトマンゴエンの絶妙なスルーパスにマルセリーノが抜け出すと、中央でロメニーがドフリーの状況で自らシュートを選択。だが、これを大きくふかしてしまい、痛恨の決定機逸となった。
70分を過ぎて両ベンチが積極的に交代カードを切ると、インドネシアはラインデルス、カンブアヤに横浜FMのサンディ・ウォルシュがピッチに送り込まれる。この交代直後にはそのカンブアヤの左クロスをゴール前に飛び出したラインデルスがワンタッチで合わせたが、シュートを枠に飛ばせず。再び追加点のチャンスを逃した。
それでも、数名の選手が足を攣る消耗戦となりながらもバーレーンの反撃を最後まで凌ぎ切ったインドネシアが、シックスポインターを1-0で制した。この結果、クライファート新体制2戦目で初勝利を挙げたインドネシアがプレーオフ圏内の4位キープに成功した。
インドネシア代表 1-0 バーレーン代表
【インドネシア】
オレ・ロメニー(前24)