◆２０２６年北中米Ｗ杯アジア最終予選▽第８戦　日本０―０サウジアラビア（２５日・埼玉スタジアム）　世界最速で２６年北中米Ｗ杯出場を決めている日本（ＦＩＦＡランキング１５位）は、ホームでサウジアラビア（同５９位）と対戦し、引き分けた。　日本は…

◆２０２６年北中米Ｗ杯アジア最終予選▽第８戦　日本０―０サウジアラビア（２５日・埼玉スタジアム）

　世界最速で２６年北中米Ｗ杯出場を決めている日本（ＦＩＦＡランキング１５位）は、ホームでサウジアラビア（同５９位）と対戦し、引き分けた。

　日本はシュート数で１０対１と押し込みながらも、得点を奪えず試合後、森保一監督は「ゴールと勝利を届けたかったのが正直なところ」と残念がった。日本は２２年カタールＷ杯コスタリカ戦（０●１）以来２９戦ぶり（没収試合除く）の無得点で、第２次政権では初めてとなった。

　Ｗ杯本大会でも引いて守るチームがあることが想定され、「戦い方、戦術的な幅をチームとして持っていかなければ。押し込んだ展開で、今日であればどうやって勝っていくか、システム変更、人の変更なのか、相手のどこをつくのか選択肢を持てるように」と自戒を込めて語った。

　一方で、「崩れず無失点で試合を終えられたところはポジティブに考えたい」とも語った。この２試合での最大の発見を問われると、「高井（幸大）がポテンシャルを見せてくれた」と絶賛。チーム全体には「（Ｗ杯を決めて）雰囲気が本当に緩んでいたら、もっと相手にビッグチャンスがあってもおかしくなかった。選手たちのＷ杯優勝を目指す本気の思いを感じさせてもらった」とねぎらった。