◆26年北中米W杯アジア最終予選▽第8戦 日本―サウジアラビア(25日、埼玉スタジアム) 世界最速で26年北中米W杯出場を決めている日本(FIFAランキング15位)は、ホームでサウジアラビア(同59位)と対戦し、引き分けた。これでアジア最終…
◆26年北中米W杯アジア最終予選▽第8戦 日本―サウジアラビア(25日、埼玉スタジアム)
世界最速で26年北中米W杯出場を決めている日本(FIFAランキング15位)は、ホームでサウジアラビア(同59位)と対戦し、引き分けた。これでアジア最終予選の戦績は第8戦を終えて6勝2分けとなった。
この試合のチーム最年少で20歳の高井が代表初先発した。J1川崎で守備の中心を担う192センチの長身DFは、3バックの一角で落ち着いたプレーを見せた。
序盤には田中への縦パスで決定機の起点となった。昨年のパリ五輪を経験。次の目標となる来年のW杯代表入りに向け、攻守にアピールした。
20歳202日でのアジア最終予選のスタメン出場は、南アフリカW杯最終予選のウズベキスタン戦(08年10月15日、1△1)に19歳212日でデビューしたMF香川真司、カタールW杯最終予選の中国戦(21年9月7日、1〇0)に20歳95日で先発したMF久保建英、南アフリカW杯最終予選のバーレーン戦(08年9月6日、3〇2)に20歳163日で先発したDF内田篤人に次いで、Jリーグ発足後では年少4番目。フランスW杯最終予選ウズベキスタン戦(97年9月7日、6〇3)のMF中田英寿の20歳228日を上回る。
以下は高井の問答。
―初スタメン
「もう予選も突破は決まってたので、思いっきりできましたし、自分のやることをやりました」
―無失点に貢献。試合内容
「まあ悪くはなかったですけど、もう少し縦パスのところもさせたと思うし、今日は攻撃のところでもっと関与できたかなと思います」
―フル出場。課題は
「ブロック敷かれた相手に対してどう攻めるかっていうのは、やっぱどのチームを難しいとは思いますけど、前半のところで質で上回るところだったりっていうのも大切かなとは思います」
―A代表でどんな選手になりたい
「まだスタメンを奪えてない現状はあるので、まずスタメンを奪うために自チームから結果を残して、代表に来た時にこうやってスタメンで使えるようなハイパフォーマンスを常に示し続けることが大切かなと思います」