◆26年北中米W杯アジア最終予選▽第8戦 日本0―0サウジアラビア(25日・埼玉) 日本はサウジアラビアと0―0で引き分け、第2次森保ジャパン初のスコアレスドローに終わった。*  *  * サウジアラビアを率いたルナール監督は「満足だ。いい…

◆26年北中米W杯アジア最終予選▽第8戦 日本0―0サウジアラビア(25日・埼玉)

 日本はサウジアラビアと0―0で引き分け、第2次森保ジャパン初のスコアレスドローに終わった。

*  *  *

 サウジアラビアを率いたルナール監督は「満足だ。いい結果だね」とスコアレスドローを誇った。

 従来の4バックではなく、5バックの守備的布陣で日本に挑んだ。リスクを冒すことなく、守備的な立ち位置で日本を“塩試合”に陥れた。

 指揮官は「美しい試合ではなかった。ショーという意味合いでは申し訳なく思うが、組織としてよかった。スピリットがこもった試合ができた」とイレブンを誇った。

 現在はグループ2位の座をオーストラリアなどと争っており、W杯出場権をかけて残り2試合に臨む。56歳の知将は「私は日本の監督に強いリスペクトを持っています。カタールでの采配もよかったですし。次のW杯で、前回よりいい結果を残せる可能性もあるでしょう。日本はアジアの代表にふさわしい立派なチーム。幸運を祈っています」と日本にエールを送り、「アリガトウ」と言い残して颯爽と会見場を後にした。