選抜高校野球大会は第8日の25日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦があり、聖光学院(福島)が7―4で早稲田…

【聖光学院-東洋大姫路】聖光学院の斎藤智也監督=神宮球場で2024年11月20日、渡部直樹撮影

 選抜高校野球大会は第8日の25日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦があり、聖光学院(福島)が7―4で早稲田実(東京)に勝ち、12年ぶりの8強入りを果たした。

 聖光学院・斎藤智也監督の試合後の主なコメントは次の通り。

聖光学院・斎藤智也監督

 (大嶋が144球で完投し)連戦になるので、今日はどんなことがあっても最後までマウンドに立って踏ん張ってほしいという思いがありました。

 打線は、引き離されないうちに追いついたことを褒めてやりたいです。よくあれだけ低い打球を続けたなと。

 最初から分が悪いと思っていたし、中村君のことはそんなに打てないと思っていました。選手たちも分が悪いと思った分、相手さんよりも覚悟がちょっと大きかったのかな。うちの選手の勢いが出てきて「頼もしくなったな」なんて思って見ていました。

 <12年ぶりの8強入り>

 ベスト8って言われていましたけど、今日の試合を乗り切るのに必死でした。まずは今日の1勝、うれしいですね。

 <二塁手の細谷選手の好守が光った>

 機敏だしね。運動神経もすごく高い選手。打つ方でも今日は貢献しました。早稲田さんは忠実に対応してくる打者が多いので、中前安打をケアしろと言ったのですが、ことごとく細谷が防いでくれましたね。