【ワールドカップ2026アジア最終予選】日本代表 vs サウジアラビア代表(3月25日/埼玉スタジアム2002)【画像】日本代表、サウジ戦のスタメン発表! 日本代表は3月25日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選(3次予選)第8節…
【ワールドカップ2026アジア最終予選】日本代表 vs サウジアラビア代表(3月25日/埼玉スタジアム2002)
日本代表は3月25日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選(3次予選)第8節でサウジアラビア代表と対戦。メインの3-4-2-1システムで予想されるスタメンを整理したい。
3月20日のバーレーン戦(2-0)で、3試合を残す史上最速でW杯出場を決めた日本代表。とはいえ、森保一監督は「一戦必勝」を基本コンセプトに掲げ、公式戦の勝ち負けは本大会のポッド分けに大きく影響する。指揮官は『DAZN』の前日インタビューで「(スタメン)は変わります。勝利を目指しながら、バーレーン戦とは違う選手起用を考えています」と明言しているが、主力と組み合わせてこそのテストになるという意味合いも含め、コアメンバーを可能な限り保ちながらの入れ替えとなりそうだ。
バーレーン戦後に怪我でFW上田綺世(フェイエノールト)とMF守田英正(スポルティング)がチームを離脱しているうえ、サウジアラビア戦の前日全体練習に参加しなかったMF三笘薫(ブライトン)とDF長友佑都(FC東京)も欠場濃厚。当初の招集メンバーは27人だったが、今回は23人体制となるだろう。
冨安健洋(アーセナル)や谷口彰悟(シント=トロイデン)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)など怪我人が続出している守備陣は、バーレーン戦でビルドアップを含めて連携がやや不安定だった。最も継続性を重視すべきセクションで、引き続きGK鈴木彩艶(パルマ)、板倉滉(ボルシアMG)、伊藤洋輝(バイエルン)がスタメンと読む。そして、瀬古歩夢(グラスホッパー)に代わって高井幸大(川崎フロンターレ)を右CBとして初スタメンさせるのではないか。
GKの大迫敬介(サンフレッチェ広島)と谷晃生(FC町田ゼルビア)がテストされるのは、試合途中からか6月の2連戦か。DFでは左で中山雄太(FC町田ゼルビア)、さらに状況が許せば未デビューの関根大輝(スタッド・ランス)も試すかもしれない。
久保と鎌田のコンビは先発だと未試行
ダブルボランチは、キャプテンの遠藤航(リヴァプール)は軸として簡単には外せない。守田の代役はやはり田中碧(リーズ)だろう。リードする展開になれば、海外組込みのフル代表ではまだキャップがない藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)も組み込みたいし、頭数の少なさを考えれば旗手怜央(セルティック)と鎌田大地(クリスタル・パレス)を試合途中からこちらに回す可能性もあるだろう。
三笘不在の左ウイングバックは、二番手扱いの中村敬斗(スタッド・ランス)が先発だろう。大穴はCFで先発と読む前田大然(セルティック)だ。右は主戦の堂安律(フライブルク)を休ませ、伊東純也(スタッド・ランス)がスタメン、菅原由勢(サウサンプトン)が途中出場と読む。森保監督は「最終予選は3バックをベースに戦ってきたが、今後は4バックも併用したい」と語っており、菅原が出場する際は4バック(左CBの伊藤か中山が左SBにスライド)も試行されるかもしれない。
シャドーは、7試合連続スタメン中の南野拓実(モナコ)を外し、実は最終予選だと頭からは一度も使ってない久保建英(レアル・ソシエダ)と鎌田のコンビになるのではないか。久保は1ゴール・1アシストのバーレーン戦でフル出場しているが、移動なしの中4日なだけに問題ないだろう。旗手のスタメンも捨て難いが、南野と並んで途中出場になると読む。堂安をこちらに回す可能性もあるだろう。
上田欠場のCFは、最も予想が難しい。二番手扱いだった小川航基(NEC)が怪我で招集外になっているだけに、今回の候補である前田、町野修斗(キール)、古橋亨梧(レンヌ)の中に明確な序列は存在していない。とはいえ、森保ジャパン第二次政権では左ウイングバック/ウイングがメインだった前田を、カタールW杯当時と同じく中央に置いた形は再び試したいはず。セルティックで存分に発揮している得点力はもちろん、規格外のスピードを利したプレッシングは、格上とも戦うW杯本番でやはり大きな武器になりうるからだ。よって前田がスタメン、町野か古橋が途中出場と読む。
このメンバーだとバーレーン戦から6人を変えた形。スタメンとしては、このあたりの変更が限界ではないか。はたして森保監督は、どんな用兵をしてくるか。注目の一戦は、今日19時35分にキックオフ予定だ。
(ABEMA de DAZN/サッカー日本代表)