ラックス放出の誤算を韓国メディアが指摘した(C)Getty Images ドジャースからレッズに移籍したギャビン・ラックスが新天地でアピールを続けている。現地時間3月23日(日本時間24日)のガーディアンズとのオープン戦では「5番・DH」で…

ラックス放出の誤算を韓国メディアが指摘した(C)Getty Images

 ドジャースからレッズに移籍したギャビン・ラックスが新天地でアピールを続けている。現地時間3月23日(日本時間24日)のガーディアンズとのオープン戦では「5番・DH」で先発出場して中越えの2ランを放ってみせた。オープン戦17試合で打率3割、2本塁打、7打点と結果を残している。

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 一方、ドジャースは、ラックスを放出して獲得したキム・ヘソンがオープン戦15試合で打率.207と打撃面で苦しみ、日本で行われた東京シリーズのロースター入りも果たせなかった。

 そんな中、韓国メディア『OSEN』は「キム・ヘソンを信じてトレードしたのに…ドジャースは本当に後悔するだろうね」と題した記事を掲載し、「ユーティリティ野手のトミー・エドマンが東京シリーズ開幕2連戦で二塁手として出場したが、ドジャースの当初の構想とは異なる」と伝えている。

 そして「現在の編成上、アンディ・パヘスが中堅手として活躍できなければ、ドジャースとしてはラックスをトレードしたことが悔やまれるかもしれない」と指摘したうえで、「ラックスはシンシナティで成功したいという意志が強い」と、ラックスのここまでの活躍を称えている。

 大きな期待を寄せて獲得したキム・ヘソンの調子が上がらないままであれば、ドジャースにとってラックスを放出した痛手が日に日に増すばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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