【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース 7-1 エンゼルス(3月23日・日本時間24日/ロサンゼルス)【映像】大谷の打席で相手投手に“異変”3月23日(日本時間3月24日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対ロサンゼルス・エンゼルスの…
【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース 7-1 エンゼルス(3月23日・日本時間24日/ロサンゼルス)
3月23日(日本時間3月24日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対ロサンゼルス・エンゼルスの一戦で、ドジャース・大谷翔平の選球眼が光る場面があった。
初回に迎えた1番・大谷の第1打席。エンゼルス先発のホセ・ソリアーノに対して大谷は、初球、外角高めの際どいコースへのシンカーを見送り、カウント1-0とすると、続く2球目、外角いっぱいに決まったシンカーも見送ってカウント1-1に。これで外のゾーンの確認ができたのか、3球目、外角低めのボールゾーンを突くスプリッターを打ちに行き、空振り。これでカウント1-2と追い込まれることに。
しかしここからが大谷の真骨頂。執拗に内角低めのボール球で大谷を誘いにかかるバッテリーに対して大谷は、2球続けて見送ると、6球目、真ん中やや内寄り、低めの絶妙なコースを突いたシンカーを見極めて四球に。その際、見極められた上にソリアーノは、マウンド上で落胆し呆然とした表情を見せることとなった。
快音は響かなかったものの、レギュラーシーズン同様にボールをしっかりと見極めて出塁する“1番・大谷”に、スタンドの地元ファンからは惜しみない拍手と歓声が。ネット上では「めっちゃ見えてる」「さすがリードオフマン」といった声が上がった。
なお、昨季、大谷といえば本塁打と盗塁数が大きな注目を集めたが、四球も81選び、出塁率はリーグトップの.390で、得点も同じくトップの134。そうした“塁に出て得点に繋げる”という大谷のスタイルは今季も健在であるようだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)