第97回選抜高等学校野球大会7日目を終え、再び剛速球を投げ込んだ投手が現れた。 それが山梨学院の菰田 陽生投手(2年)だ。第2試合の西日本短大付戦の5回表から登板した菰田は最速152キロを計測。その後、直球は33球のうち、150キロオーバー…

第97回選抜高等学校野球大会7日目を終え、再び剛速球を投げ込んだ投手が現れた。

 それが山梨学院の菰田 陽生投手(2年)だ。第2試合の西日本短大付戦の5回表から登板した菰田は最速152キロを計測。その後、直球は33球のうち、150キロオーバーは5球と、エンジン全快の投球を見せた。平均球速146.64キロは、横浜の織田 翔希投手(2年)が記録した144.12キロを上回った。

 これで山梨学院・菰田、横浜・織田、健大高崎の石垣 元気投手(3年)の3投手が選抜大会では歴代2位タイとなる152キロをマークする大会となった。

 1大会で3投手が150キロ以上を計測するのは史上初の事例である。

 なお、7日目は菰田を含め、140キロ以上の速球を投げ込んだのは5名。大会通しての140キロ超えは37名となった。