◆バレーボール男子 ▼イタリア1部リーグ(セリエA)プレーオフ準々決勝第3戦 ペルージャ 3―1(25―17、25―22、18―25、25―22) モデナ(23日、イタリア・ペルージャ)【23日、ペルージャ=倉石千種】パリ五輪男子日本代表の…
◆バレーボール男子 ▼イタリア1部リーグ(セリエA)プレーオフ準々決勝第3戦 ペルージャ 3―1(25―17、25―22、18―25、25―22) モデナ(23日、イタリア・ペルージャ)
【23日、ペルージャ=倉石千種】パリ五輪男子日本代表の石川祐希が所属するレギュラーシーズン(RS)2位のペルージャは、同7位のモデナをセットカウント3―1で下し、3連勝で準決勝進出を決めた。石川は第3セット途中に出場し、1得点をマークした。試合後に取材に応じ「最後に3―1で勝てたところが良かったなと思います」と結果にうなずいた。
劣勢の場面でコートに立った。ペルージャは2―0の第3セットで相手の強いサーブに押されていた。8―14で石川はセメニウクに代わって、2枚替えで投入された。9―17ではレフトからスパイクを決めた。奥を狙ったサーブは入らなかったが、大きな声でチームを鼓舞。第4セットの出場はなかったが、チームは3連勝で4強進出を決めた。準決勝は4月6日に予定され、RS3位のチビタノーバと6位のミラノの準々決勝の勝者と戦う。
◆石川の主なコメントは以下の通り。
―振り返って。
「どのセットも序盤は非常にいい立ち上がりができていた。立ち上がりは良かったと思いますけど、3セット目、4セット目も途中で追いつかれてしまった。(相手は)サーブで攻めてきましたし、ディフェンスも非常に良かったと思いますけど、最後は3―1で勝てたところが良かったなと思います」
―ホームの歓声は。
「力になります。こちらがいいプレーをしっかりできていけば、ホームの力もあって、対戦相手は非常に戦いづらいのではないかなと思います。ペルージャは応援団がこれだけ多いですし、声量もすごいいいので、盛り上がりが他のチームと違います」
―ご自身のプレーは。
「サーブだけミスしてしまったので、サーブは反省点ですけど、スパイクはしっかり上がってきたボールを決められたので、良かったなと思います」
―ミラノ時代とプレーオフでの心構えに違いはあるか。
「いや、そこは別に、そう思ってなくて。(ペルージャでも)自分たちはチャレンジャーなので来た相手にしっかりと、対応して、しっかり立ち向かうべきだなと思っています。そこの気持ちの変化はあるわけではないです」
―準決勝までに約2週間、試合間隔が空くことでいい影響があるか、難しいのか。
「それは結果論でしかないので。1週間休みが取れても、セミファイナルで出だしが良くなかったら、1週間空いたからと理由づけが、できてしまうだけなので、そこは別に関係ないかなと。僕たちはしっかりといい練習ができていれば、(試合間隔は)関係ないかなという風に思います」