3月24日(現地時間3月23日)、今年8月にサウジアラビアで開催される「FIBAアジアカップ2025」の予選が終了し、本大会…
3月24日(現地時間3月23日)、今年8月にサウジアラビアで開催される「FIBAアジアカップ2025」の予選が終了し、本大会に出場する全16チームが出揃った。
予選には24チームが参加し、2月に行われた予選Window3までに各組上位2位の12チームが本大会出場権を獲得。トム・ホーバスヘッドコーチが率いる男子日本代表(FIBAランキング21位)は、グループC2位で突破を決めていた。今回、3月19日から同24日にかけて開催されたのは、各グループ3位のチームを対象とした最終予選(プレーオフ)。本大会出場権の残り4枠を巡り、6チームが2組に分かれて総当たり戦が行われた。
チャイニーズ・タイペイ開催のグループGでは、地元の声援を受けたチャイニーズ・タイペイ代表(同75位)が2連勝、グループCで日本とも対戦したグアム代表(同91位)が1勝1敗で出場権を獲得し、タイ代表(同89位)が2連敗で敗退。バーレーン開催のグループHでは、2連勝したインド代表(同81位)、1勝1敗だったイラク代表(同93位)が本大会へ。プレーオフに回ったチームの中で最もFIBAランキングが高かったバーレーン代表(同66位)が、2連敗で本大会への出場切符を逃した。
Bリーグに縁ある選手が所属するチャイニーズ・タイペイは、B1秋田ノーザンハピネッツに在籍するガディアガモハマドアルバシールや、東アジアスーパーリーグ(EASL)で大活躍を見せていたルージュンシャン、NCAAディビジョン1のジョージア州立大学でプレーしていたマージェンハオ、帰化選手のブランドン・ギルベックが2試合連続2桁得点とチームをけん引。2試合連続の100点ゲームで圧倒した。
なお、「FIBAアジアカップ2025」は、4月8日に組み合わせ抽選会が行われ、8月5日から17日にかけてサウジアラビアで開催。出場16チームが4つのグループに分かれてグループフェーズを戦い、各1位が決勝トーナメント・準々決勝にストレートイン、各2・3位が準々決勝進出決定戦を行うレギュレーションだ。
▼「FIBAアジアカップ2025」出場国一覧
☆=プレーオフ突破
オーストラリア代表(A1位/FIBAランク7位)
韓国代表(A2位/FIBAランク53位)
ニュージーランド代表(B1位/FIBAランク22位)
フィリピン代表(B2位/FIBAランク34位)
チャイニーズ・タイペイ代表(B3位/FIBAランク75位)☆
中国代表(C1位/FIBA3ランク30位)
日本代表(C2位/FIBAランク21位)
グアム代表(C3位/FIBAランク91位)☆
ヨルダン代表(D1位/FIBAランク35位)
サウジアラビア代表(開催国・D2位/FIBAランク65位)
イラク代表(D3位/FIBAランク93位)☆
イラン代表(E1位/FIBAランク28位)
カタール代表(E2位/FIBAランク87位)
インド代表(E3位/FIBAランク81位)☆
レバノン代表(F1位/FIBAランク29位)
シリア代表(F2位/FIBAランク71位)