選抜高校野球大会は第7日の24日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦があり、東洋大姫路(兵庫)は広島商に2―6で敗れ、4強入りした2008年の第80回大会以来、17年ぶりの準々決勝進出はならなかった。 東洋大姫路・岡田龍生監督の…

岡田龍生監督=兵庫県姫路市で2025年2月1日、北村隆夫撮影

 選抜高校野球大会は第7日の24日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦があり、東洋大姫路(兵庫)は広島商に2―6で敗れ、4強入りした2008年の第80回大会以来、17年ぶりの準々決勝進出はならなかった。

 東洋大姫路・岡田龍生監督の試合後の主な談話は次の通り。

東洋大姫路・岡田龍生監督

 あれだけエラーが出たら投手がかわいそう。いろいろな面で甘さが出てるのかな。もう一度夏に向けてやり直さないと、今のままでは強豪校がたくさんいる中で1番になるのは厳しいと感じました。

 (二回の)ビッグイニングは結局、自分たちのミス。一つ(アウトを)取っておけばどうっていうことない場面で走者をためてしまい、走者一掃のビッグイニングにされました。そこから返すだけの打つ力は無い。相手投手も楽になってどんどん投げてきます。今までやってきた野球とは全然違う野球になってしまいました。

 やっぱり守備走塁が大事。「計算できることを確率高く」と日ごろから言っています。前に優勝した時は、彼らは打つしか特色が無かったので打つことを徹底してやったが、今の(低反発)バットではなかなか難しいです。

 <六回には適時打の後の本塁タッチアウトで追加点を奪えなかった>

 点差が6点で、あそこで2点取ったところで……。それよりも相手を追い込んでいかなければいけない場面。あれはうちにとってはすごく大きかったし、相手にとってもあのアウトはすごく大きな意味があったんじゃないか。無理する場面ではなかったです。

 <母校に帰ってきて最初の甲子園は2回戦敗退>

 やっぱり阪下が投げて、というリズムができあがっていた。阪下が投げられなかったことに対しては、これから将来のある子だし、無理をさせられない。末永、木下で十分投げられるという思いもありました。ただ、投手陣はよく投げてくれて、これを経験にステップアップできると思います。野手陣はいろいろなことしていかないと厳しいです。