日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の定例会合が24日、東京・両国国技館で開かれた。会合後には大島理森委員長が会見した。 新横綱だった春場所を右肘のケガで途中休場した豊昇龍(立浪)については「大変残念であった。しかしケガというこ…

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の定例会合が24日、東京・両国国技館で開かれた。会合後には大島理森委員長が会見した。

 新横綱だった春場所を右肘のケガで途中休場した豊昇龍(立浪)については「大変残念であった。しかしケガということで、やむを得ないことであった。新横綱が休場するのは39年ぶりとうかがっているが、残念である結果と逆にご本人にすれば、私の思いではあるが、無念であったと思う」と心中を察した。

 夏場所へ向けては「ぜひ捲土重来(けんどじゅうらい)を期して、心技体を整えて、そして来場所、横綱として立派な成績を残していただきたい。我々はそのことを期待するし、期待できるであろう。このような思いが皆様の共通した思い」と25歳の横綱への期待を語った。