「モーターボート大賞・G2」(24日、徳山) 特別戦初優出だった2号艇の堀本和也(35)=徳島・111期・A1=が差し切って1着。G2は初、22年7月まるがめ一般戦以来となる通算4回目の優勝を飾った。2着は板橋侑我(静岡)、1号艇で人気を…
「モーターボート大賞・G2」(24日、徳山)
特別戦初優出だった2号艇の堀本和也(35)=徳島・111期・A1=が差し切って1着。G2は初、22年7月まるがめ一般戦以来となる通算4回目の優勝を飾った。2着は板橋侑我(静岡)、1号艇で人気を集めた地元の寺田祥(山口)は3着に終わった。
仕上げた機力を信じてVをつかみ取った。堀本が2コースから差し切って特別戦初Vを決めた。「まだ全然、実感が湧いていない。2号艇だったのでそこまでプレッシャーを感じず、いつも通りと思っていた」と、笑顔で充実の汗を拭った。
レースは1周1Mは3コースから板橋の鋭いまくり差しが決まったかに見えたが、2コースから差して盛り返し、へさきをねじ込むと1周2Mを先取り。「3(板橋)がすごいターンをしたので残念と思ったけど、エンジンとボートが助けてくれた」と、進撃を支えた機力の後押しでVゴールを駆け抜けた。
G2初優出でV。「あまり目立つような選手じゃないけどちょっとは覚えてもらえたかな。次のステップ、上のクラスでも頑張りたい」と今後の目標を話した。タイトルを獲得し、さらなる上のステージでの活躍へ歩みを進めていく。