日本相撲協会は24日、東京・両国国技館で開いた評議員会で2024年度決算(1~12月)を承認した。 協会の発表資料によると、経常収益から経常費用などを差し引いた額は11億5800万円の黒字となった。 全6場所完売による入場券売上収入や巡業…

 日本相撲協会は24日、東京・両国国技館で開いた評議員会で2024年度決算(1~12月)を承認した。

 協会の発表資料によると、経常収益から経常費用などを差し引いた額は11億5800万円の黒字となった。

 全6場所完売による入場券売上収入や巡業日数増加による巡業興行契約金収入が増加した。スポンサー協賛金および広告売上収入の増加により経常収益が増加した。また、物販商品拡大による商品仕入や大相撲公式ファンクラブ運営に係る委託費等の経費が増加した。

 2023年度決算では、新型コロナ禍による苦境から4年ぶりに4億8000万円の黒字だった。黒字幅をさらに伸ばし、正味財産は約279億円となった。