◆26年北中米W杯アジア最終予選▽第8戦 日本―サウジアラビア(25日・埼玉) 試合前日の公式会見が24日、埼玉スタジアムで行われ、森保一監督、主将のMF遠藤航が出席した。*  *  * 遠藤は「サウジアラビアはすごくいいチーム。最近は結果…

◆26年北中米W杯アジア最終予選▽第8戦 日本―サウジアラビア(25日・埼玉)

 試合前日の公式会見が24日、埼玉スタジアムで行われ、森保一監督、主将のMF遠藤航が出席した。

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 遠藤は「サウジアラビアはすごくいいチーム。最近は結果が出ていないかもしれないが、個の能力が高い選手がそろっている。ホームでプレーできるアドバンテージを生かし、勝ち点3が取れるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 サウジ戦に向けた23日の練習後には、MF鎌田大地が「自分が(試合に)出ていなくても、この選手もいいなって認め合っている部分がある。昔みたいに『なんであいつが』とかってよりも、自分が出た時にしっかりやろう、そういう気持ちになっていると思う」とチームの雰囲気について言及した。これを伝え聞いた遠藤は「大人になったなというか。すごく個人的にうれしい」と笑みをこぼした。

 「このチームのために何ができるかを考えることを、今の選手は全員が理解している。個人的には、そこが日本人の最大の強みだと思っています。チームとしての一体感は、僕は本当に日本代表チームが1番だと思っていて。その中でも個の能力を高めないといけないと思ってやってきたのがこれまで。そこは継続していきながら、チームみんなで結果を残していきたい」。主将はチームメイトの成長に目を細めつつ、世界と戦う上での一体感の重要性を説いた。

 日本は20日のバーレーン戦(2〇0)でMF鎌田大地、MF久保建英がゴールをマークし、8大会連続8度目のW杯出場が決定。最終予選の残り3試合は事実上の消化試合となり、1年3か月後のW杯開幕に向けた新たなフェーズがスタートする。