J1清水は24日、ルヴァン杯1次ラウンド1回戦・J3相模原戦(26日、ギオンス)に向け静岡市内で一部非公開で調整した。プロデビューの可能性が高まっているユース出身のMF小竹知恩(18)が大暴れを誓った。 181センチ、80キロの高卒ルーキ…
J1清水は24日、ルヴァン杯1次ラウンド1回戦・J3相模原戦(26日、ギオンス)に向け静岡市内で一部非公開で調整した。プロデビューの可能性が高まっているユース出身のMF小竹知恩(18)が大暴れを誓った。
181センチ、80キロの高卒ルーキーがサイドを制圧する。非公開練習後に取材に応じた小竹は「(リーグで)試合にからめていない悔しさをぶつけたい。いつ入ってもいける自信はある」と言い切った。元々、突破力に定評はあったがトップ昇格後は守備にも注力。「ポジショニング、強度の部分は上がっている実感がある」とうなずく。
同期のMF西原、MF嶋本はすでにリーグ戦に出場し、先発も経験している。2人はU―20日本代表スペイン遠征に参加中のため今試合は不在。「自分も代表を目指しているし、来たチャンスをつかめるか」と腕をぶした。
ユースに所属していた23年、2種登録としてルヴァン杯2試合に出場。昨年も同様に出場したが、初戦の2回戦で当時J3の富山に0―0、最終的にPK戦で敗れた。「久々の公式戦で緊張するかもしれないけど、全力でやっていく」。4月中旬まで公式戦8連戦となる過密日程の初戦。若きアタッカーが存分にアピールし、リーグでの出番にもつなげていく。