◆プロボクシング ▽スーパーライト級(契約体重62・0キロ以下)8回戦 今永虎雅―ロメル・ピニリ(25日、東京・後楽園ホール) 「フェニックスバトル131」の前日計量が24日、東京・文京区の東京ドームシティ内で行われ、契約体重62・0キロ以…
◆プロボクシング ▽スーパーライト級(契約体重62・0キロ以下)8回戦 今永虎雅―ロメル・ピニリ(25日、東京・後楽園ホール)
「フェニックスバトル131」の前日計量が24日、東京・文京区の東京ドームシティ内で行われ、契約体重62・0キロ以下(スーパーライト級相当)のノンタイトル8回戦に出場する日本ライト級(61・2キロ以下)3位・今永虎雅(たいが、大橋)はリミットから200グラムアンダーの61・8キロで一発クリア。対戦相手のロメル・ピニリ(フィリピン)は契約体重から500グラム軽い61・5キロでパスした。
戦績は25歳の今永が7戦全勝(5KO)、24歳のピニリが8勝(7KO)2敗1分け。
計量後、取材に応じた今永は「体調はバッチリです。前回より良い状態にもってこられた」と自信を見せた。対戦相手は自身より身長が低かったが「いつもどおりなので特に気にしません。やってきたことを出すだけ」という。前戦となった2024年11月のアジア最強ライト級トーナメント決勝では斉藤陽二(角海老宝石)に判定勝ち。優勝賞金500万円を獲得した。
今回は「前回より、スパーリングの数はあえて少なくした」という。強度を下げて、そのぶん、パンチの打ち方や基礎的な動きなどを見直したという。「トーナメント決勝の時はスパーリング重視でやったが、うまくいかなかった。今回は自分のボクシングを見直した」と今永。この試合は、今後の目標であるタイトル獲得に向けて重要な試合と位置づけている。ライト級のホープは「絶対に勝ってタイトルにつながる試合にしたい」と力を込めた。