日本代表は24日、アジア最終予選のサウジアラビア戦(25日・埼スタ)に向けた前日会見を行い、森保一監督が出席した。20日のバーレーン戦に勝利し、8大会連続のW杯出場は決定。前日には98年フランス、2010年南アフリカで日本代表監督を務めた…

 日本代表は24日、アジア最終予選のサウジアラビア戦(25日・埼スタ)に向けた前日会見を行い、森保一監督が出席した。20日のバーレーン戦に勝利し、8大会連続のW杯出場は決定。前日には98年フランス、2010年南アフリカで日本代表監督を務めた日本サッカー協会・岡田武史副会長が激励に訪れ、アジア最終予選をスムーズに突破するなどで前評判が高い中で挑んだW杯は、結果が出ていない、という歴史を語り、警鐘を鳴らした。歴史を知る元監督の言葉を、森保一監督は「準備は常に難しいかな、とは思っています。常に難しいと思って、覚悟して、気を引き締めていかなければいけないという戒めをいただいたかな、と思います」と受け止めた。

 06年ドイツ、14年ブラジルとW杯前の前評判が高かった2大会は、ともに1次リーグで敗退。指揮官は「うまくいったから有頂天になる、いかなかったら沈んでしまう、ということなく、一喜一憂しすぎず、成果と課題を見極め、次勝つために前進してきた。これからもその姿勢は変えずにいきたいと思います。いずれにしても最終的な結果は、自分たちには知り得るところではないですが、世界一を目標にしながら、毎回の活動を実のあるものにしていきたい」と話した。