「選抜高校野球・2回戦、西日本短大付11-5山梨学院」(24日、甲子園球場) 西日本短大付の安田悠月(3年)がランニング本塁打を含む3安打6打点と爆発した。 初回2死一、三塁の好機で鋭い打球を右前へ。前進して頭から飛び込んだ右翼手が捕球で…
「選抜高校野球・2回戦、西日本短大付11-5山梨学院」(24日、甲子園球場)
西日本短大付の安田悠月(3年)がランニング本塁打を含む3安打6打点と爆発した。
初回2死一、三塁の好機で鋭い打球を右前へ。前進して頭から飛び込んだ右翼手が捕球できず、ボールが右翼フェンスまで転々とする間に3点ランニング本塁打となって先制した。試合後、「(右翼手が)飛びついてボールが後ろに行ったのは見えたので、そこから飛ばして、一気にホームにかえっていこうという気持ちで走った」と激走を振り返った。
ただホームにヘッドスライディングで生還した際に、ユニホームの首から右肩にかけてユニホームが裂けるハプニング。一回裏の守備は裂けたユニホームのまま左翼に就き「ちょっと違和感があったけど、気にせず普段通りにやりました」と苦笑い。ただ、二回に迎えた第2打席では同じ背番号7のユニホームの右肩部分は裂けていなかった。
それについて問われると「ベンチ裏で縫ってもらった。裏方のかたが塗ってくれたので助かりました」と感謝した。
安田は九回にも右越えに2点三塁打。計6打点の活躍に「バッティングの状態はたぶん今までで一番いい」と笑顔。「去年の夏はベスト16で負けて悔しい思いをした。次はベスト4をかけた試合なので西短らしく戦っていきたい」と強豪・横浜と対戦する準々決勝を見据えた。